断捨離や整理整頓のコツを知れば、快適な暮らしが実現できる。面倒な片付け、収納も心得次第で簡単に!

2022-11-22

部屋の掃除や整理・収納シーンで「断捨離」という言葉をよく聞きます。断捨離は、不要な物を捨てて家の中をすっきりさせるのが核心ではありません。部屋を整理し、快適な暮らしを送るためには、まず断捨離の本来の意味を知ると、取り組み方も変わってきます。今回は断捨離の意味、そのメリットや定期的に続けるコツを紹介します。

 

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目次

断捨離とは?

  • 「断捨離」の本来の意味
  •  断捨離ができればそれでOK?

断捨離のメリット。部屋、収納が整うと心身も整う

  • 部屋も、心もすっきりする
  • 面倒な洋服の整理収納が簡単になる
  • 自宅の整理整頓は快適暮らしの第一歩

整理収納のコツ、5つのポイント

ポイント1 断捨離は一気に進めず、できる範囲から

ポイント2 持ち物を3つに分類する

ポイント3 「捨てるor捨てない」は不使用期間で決める

ポイント4 収納可能量を考えて物を選ぶ

ポイント5 「元に戻す」「増えたら捨てる」を意識する

部屋を綺麗に整頓すると掃除が楽になる

  • 掃除時間の節約にはロボット掃除機「ディーボット」がおすすめ
  • DEEBOT N8 PRO
  • DEEBOT T10 PLUS
  • DEEBOT XI TURBO

まとめ

 

断捨離とは?


部屋の整理収納でよく耳にする「断捨離」。これはヨガで大切にされている「断行」「捨行」「離行」という3つの考え方を部屋の片付けや掃除に取り入れた片付け論です。ただし、断捨離は「部屋にある不要な物を捨てる」という行為を指すのではなく、不要な物との関係を断つために捨て、「できるだけ物に執着しない」という「物にとらわれないシンプルな生き方をしていこう」とする考え方になります。

 

最近ではミニマリストという言葉とセットで使われることも多くなっていますが、ミニマリストとは「不要だと思う物を持たない」「必要最小限で暮らす」人や行動のことです。断捨離は必要最小限まで物を減らすことを目的としているわけではないため、根本が異なります。

 

  • 「断捨離」の本来の意味

 

「断捨離」 

 

断捨離とは、ヨガで大切にされる考え方「断行・捨行・離行」の言葉を組み合わせたものです。もともとはお釈迦様の言葉とされています。

 

断行(だんぎょう)=強い意志を持って何かを断つこと

捨行(しゃぎょう)=物だけでなく、それに対する思いや感情ごと捨てること

離行(りぎょう)=しがらみや執着から離れること

 

必要だと思っていた物や考えから離れられると、本当に必要なものが見えやすくなります。その考え方を部屋の整理整頓に取り入れたのが、断捨離。「不要な物を捨て去る」ことで、その先の整理方法が見えて来ます。

 

  • 断捨離ができればそれでOK

 

断捨離ができればそれでOK 

 

一度断捨離に成功しても、しばらく経つと「また家の中に物が増えてきた」という話をよく聞きます。断捨離とは行為ではないため、ただ「不要な物を捨てる」だけで終わってしまうと、スペースに余裕ができたからと新たに物を買い足し、気がつけば物が溜まっている状態になります。不要な物を捨てると同時に、捨てたことをきっかけに、物への執着しがちな気持ちそのものを減らすことも大切です。

 

断捨離のメリット。部屋、収納が整うと心身も整う


家の中の整理収納術で使われる断捨離ですが、そのメリットは、単に物が減るだけでなく、実は心にも作用します。むしろ「心に大きなメリットをもたらすので断捨離をする」という人もいるくらいです。さらに、家計にもプラスに働く結果をもたらします。

 

  • 部屋も、心もすっきりする

 

部屋も、心もすっきりする 

 

断捨離の目に見える効果は、もちろん「部屋が片付くこと」「余計な物がなくなること」です。部屋がすっきりしたことによって、「物を探すために費やしてきた時間が減らせる」「過不足が分かりやすくなるため、必要な物だけを買うようになって無駄遣いが減る」といったメリットも出てきます。

 

また、断捨離後に残った物は自分が必要だと感じた物です。それらをあらためて確認してみると、自分の価値観を再発見できるかもしれません。忘れていた気持ちに再会したり、物と一緒に余計な気持ちも捨てたことで前向きな気持ちになれることもあります。断捨離は、部屋も自身の心もすっきりさせてくれます。

 

  • 面倒な洋服の整理収納が簡単になる

 

 面倒な洋服の整理収納が簡単になる

 

洋服が片付かないことは、散らかった部屋を生む原因になります。と同時に、「どんな服を持っているのか」を把握できないことにより、「つい似たような服を買ってしまう」など、お金の無駄遣いにもつながります。

 

断捨離により不要な物を処分し、整理整頓ができると、このようなことがなくなるばかりか、収納スペースに余裕が出たことで、これを機に収納方法の見直しができるのもメリットです。服など持っているアイテムをデザインや色で分けて収納する方法を取り入れると、その後の整理と収納が楽になります。持っている服が一目瞭然になることは、コーディネートに悩む時間を減らすことに通じます。

 

  • 自宅の整理整頓は快適暮らしの第一歩

 

自宅の整理整頓は快適暮らしの 

 

断捨離をして、家の各所にスペースができたことで、これまでなかなか片付かなかった家の中がすっきりします。すると、その後は何かが出たままになっていると気になるようになり、自然に片付けるようになっていきます。家のどの場所も必要な物だけが綺麗に片付いている環境は、心にゆとりをもたらします。つまり整理整頓は、暮らしの快適さを向上させてくれる行動です。

 

整理収納のコツ、5つのポイント


しかし、ただ断捨離をすればいいわけではありません。ルールを決めてそれに則って進めていかないと、捨てるべき物が捨てられずに残ってしまったり、逆に捨てすぎて必要な物を失うこともあります。そうならないために、断捨離による整理収納のコツを5つ紹介します。

 

ポイント1 断捨離は一気に進めず、できる範囲から

 

断捨離は一気に進めず、できる範囲から 

 

断捨離は部屋の掃除と一緒で、「1日でやり終えよう」と考えてはいけません。すべての作業を1日に集中させると、時間が足りずに中途半端で終わってしまうことが往々にしてあります。断捨離のはじめにやることは、手をつける場所を決めることです。決めたら順番に進めていきましょう。

 

ポイント2 持ち物を3つに分類する

 

持ち物を3つに分類する 

 

断捨離をする場所を決めたら、そこにある物をすべて取り出して並べます。その上で仕分けするのですが、断捨離を成功させるコツは、ここで「必要」「不要」「保留」の3つに分けることです。要不要だけだと仕分けの際に迷ってしまい、なかなか先へ進みません。

 

また、「使わない物=捨てる」だと、「使わないけれど、愛着があるから手元に置いておきたい物」の行き場がなくなってしまいます。頻繁に使っている物、定期的に使っている物は必要、何年も使っていない物は不要、たまに使う物や愛着がある物は保留といった感じで、持っている物を分けましょう。

 

ポイント3 「捨てるor捨てない」は不使用期間で決める

 

「捨てるor捨てない」は不使用期間で決める 

 

持っている物を「必要」「不要」「保留」の3つに分けても、どれにするか迷うことがあります。保留にした物も、そのままにしておくと結局は物が増えていってしまいます。そこで、要不要に分ける際は、「どのくらい使っていないか」という目安となる期間を決めると、迷いが少なく断捨離を進めることができます。保留した物も、例えば期間を半年間や1年間と決めておき、期限が来たら見直しましょう。

 

ポイント4 収納可能量を考えて物を選ぶ

 

収納可能量を考えて物を選ぶ 

 

とはいえ、必要な物が多すぎては、断捨離が進まず、部屋も片付きません。断捨離をする際に物をすべて出したら、収納する前に「使える空間を確認し、そこにどのくらい収納できるか」という適正量を大まかに計算しましょう。そのときには、後日新たに買うかも知れないことを考慮して、現在の収納スペースがいっぱいにならない適正量に設定してください。

 

ポイント5 「元に戻す」「増えたら捨てる」を意識する

 

「元に戻す」「増えたら捨てる」を意識する 

 

断捨離を行うスペースと物の選別ができたら、出し入れしやすく収納します。このとき、収納し終えた空間を記憶し、いつもこの姿に戻すこと、これ以上増えたらまた捨てることを肝に銘じるのも、断捨離した後に整った家を持続させるポイントです。

 

一方、断捨離で怖いのはリバウンドです。「家がすっきりしたから」と、これまでと変わらず物を買っていては、すぐに元の状態に戻ってしまいます。とくに、片付けを面倒に感じている人や掃除が苦手な人は、リバウンドしやすい傾向にあります。

 

そこで、例えば「新しく物を1つ買ったら、古い物を1つ捨てる」「収納場所がいっぱいになり次第、また断捨離する」などのルールを決めておくことも、整理収納を長続きさせるコツです。

 

部屋を綺麗に整頓すると掃除が楽になる

 

部屋を綺麗に整頓すると掃除が楽になる 

 

断捨離による整理収納を実現すると、まだまだメリットがあります。それが「その後の掃除がとても楽になる」ということです。物が片付くと、掃除の際にいちいち物をよける必要がなくなるため、掃除の手間が減らせます。また、整理整頓が行き届いた家になったことで、散らかった場所がすぐに分かるようになり、気づいたときにサッと掃除ができるようになります。

 

加えて、「いつ、どこを、どのように掃除するか」のスケジュールが立てやすくなります。さらに、家の中にスペースができたことで、ロボット掃除機を導入できるようになります。「ロボット掃除機に部屋の掃除を任せる」ことができれば、部屋の綺麗さと清潔さを長続きさせることに大いに役立ち、家族が楽になります。

 

  • 掃除時間の節約にはロボット掃除機「ディーボット」がおすすめ


ロボット掃除機にはさまざまなメーカーから多様なモデルが発売されています。購入を検討する上でのポイントは、吸引力はもちろん、水拭きができるか、そのほかの便利機能にどのようなものがあるか、そして価格です。

 

「DEEBOT(ディーボット)」シリーズは、これらを満たすロボット掃除機です。現行モデルはすべて「吸引+水拭き清掃」が可能で、衝突回避や自動ゴミ収集など便利な機能を多数搭載。そこで、おすすめの3つのモデルを紹介します。

 

 

 N8 PRO

 

吸引清掃と水拭き清掃が1台で完結できるモデルです。「DEEBOT OZMO 920」より73%アップした吸引力で埃などのハウスダストやペットの毛もしっかり吸い込み、「V字型メインブラシ+2本のサイドブラシ」でゴミの取りこぼしを軽減します。

 

掃除中は、カーペット自動認識センサーや独自技術の3D物体回避テクノロジーで、進行方向の障害物を正確にキャッチ。さまざまな走行トラブルを瞬時に回避し、清掃を行います。静音設計も、小さな子どもやペットのいる家庭に嬉しいポイントです。

 

 

 DEEBOT T10 PLUS

 

従来のモデルからアップグレードした高性能障害物回避システム「AIVI3.0」を新しく搭載したモデルです。カメラとAIチップの組み合わせで障害物の種類を正しく識別し、家具や壁への衝突を軽減、薄暗い部屋でも障害物を回避します。

 

留守中のペットや別室から子どもの様子を見守り、通話も可能な見守りカメラや、独自開発の音声アシスタント「YIKO(イコ)」で音声操作ができるのも嬉しい機能。ほかにも、パワーアップした吸引力や水拭き機能、自動ゴミ収集機能など便利な機能を多数搭載しているにもかかわらず、15万円を切る価格設定も大きな魅力です。

 

DEEBOT X1 TURBO 

 

5000Pa」という強力な吸引力でカーペットに潜むペットの毛もしっかりと吸い取り、振動式パワフル電動モップによる水拭きでさらに綺麗にしてくれます。業界初となる全自動水拭きシステムは、清掃中に水量が少なくなると自動でステーションに戻って水を補給、モップを洗浄して水拭きを再開してくれる優れもの。汚れたモップはもちろん自動洗浄&乾燥。

 

また、120万画素・148.3度の超広角レンズの高性能HDRカメラを搭載し、薄暗い環境でも物を正確に検知し、障害物を回避する「AIVI3D」機能も装備されています。静音設計、最先端マッピング技術、音声アシスタント「YIKO(イコ)」など、備わっていると嬉しい最新機能が充実しています。

 

まとめ


断捨離は不要な物を捨てるだけの行為ではありません。捨てると同時に増やさないように心がけ、暮らしの快適さをキープするために年数回、定期的に行うものです。不要な物が減り、余裕ができた収納スペースに物が整理収納できると、家の中はすっきりします。すると、掃除が短時間でできるようになり、外出中などに床掃除をロボット掃除機に任せることも可能になるなど、家族に心の余裕が生まれます。

 

 

●監修 本間朝子/知的家事プロデューサー

自分自身が仕事と家事の両立に苦労した経験から、時間と無駄な労力を省く家事メソッド「知的家事」を考案。「時間がない」「家事が大変」と嘆く多くの主婦の悩みを解決する。「あさイチ」(NHK)や「ヒルナンデス!」(日本テレビ)、「ESSE」(扶桑社)「レタスクラブ」(KADOKAWA)などのメディアに出演し、講演や家事アイテムの商品企画も行う。 著書に「写真で分かる!家事の手間を9割減らせる部屋づくり」「60歳からの疲れない家事」(青春出版社)、「ゼロ家事」(大和書房)、「ムダ家事が消える生活」(サンクチュアリ出版)など

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