「掃除の仕方」をおさらいしたい!部屋を綺麗に保つ掃除の基本を解説します

2022-10-24

快適で綺麗な部屋で過ごす生活は、誰もが憧れます。と同時に、そのための掃除の仕方は、多くの人が気になっていることです。もちろん掃除の仕方はなんとなく知っていると思いますが、それが正しい方法なのかどうかと悩んでいる人は多いのではないでしょうか。そこで今回は、掃除の基本を紹介します。

 

 

<目次>

掃除の前に

【基本】掃除の仕方

  • よく使う場所から始める
  • 掃除する順番は「上から下へ」「奥から手前」
  • 拭き掃除は「上から下へ」

【場所別】掃除の仕方

  • リビング
  • キッチン
  • トイレ
  • 風呂
  • 洗面台
  • 玄関
  • 廊下

掃除に必要な道具

  • 掃除機
  • 雑巾
  • スポンジ、ブラシ
  • ハンディモップ
  • 洗剤

日々の掃除にはロボット掃除機が活躍

  • DEEBOT OZMO 920
  • DEEBOT XI OMNI

まとめ

 

掃除の前に

 

 

部屋の掃除は、始める前が重要です。「1日ですべてを終わらせよう」とすると、中途半端に終わってしまうことが多々あります。部屋を掃除し終えるためには、無理のない計画を立てることが先決です。その際は、次の2点を念頭に置きましょう。

 

  • よく使う場所を優先する
  • 片付けやすい場所から始める

 

掃除の当日は、まず散らかっている物を片付けることから始めてください。すると、どこがどのくらい汚れているのかが見えてきます。その上で、必要な掃除道具をまとめて1か所に置いておくこと、掃除を順序立てて進めること、場所ごとに適した掃除方法で、無理なく1か所ずつ掃除をしていきましょう。

 

【基本】掃除の仕方

 

掃除は思いつきで進めても、なかなかうまくいかないものです。なぜなら、掃除には基本的なルールが存在するからです。汚れに気づいた場所からあちこち手をつけると「どこがどれだけ終わったか」がわからなくなるだけでなく、無駄な動きで時間が足りなくなってきます。スムーズにできるだけ時間をかけずに掃除を終わらせるためにも、掃除の基本を知っておきましょう。

 

 

  • よく使う場所から始める

 

部屋掃除をやり遂げるために大切なことの1つとして、飽きないことが挙げられます。そのためには、綺麗になったことがすぐに実感できる使用頻度の高い場所や、短時間で終えられる小さな場所から始めるのが掃除を続けるコツです。1つひとつ終わらせることで得られる達成感は、次の場所へ掃除の手を進めるモチベーションにもなります。

 

「掃除をすべて1日で終えよう」

 

そう考えると、掃除が苦手な場合は嫌気が差して心が折れてしまい、途中までしか終わらないなんてことが起こります。部屋全体の掃除を最後までやり遂げるためには1日に掃除する場所を限定し、数日かけて全体を終わらせるのが無理なく掃除をするコツです。大まかでいいので、事前に計画を立てましょう。

 

 

  • 掃除する順番は「上から下へ」「奥から手前」

 

 

掃除する場所を決めたら、ルールに従って進めていきましょう。掃除は「上から下」が基本です。そうすると汚れや埃、ゴミを床に落とし、最後に掃除機で吸い取ることができて無駄な作業が減ります。

 

また、部屋の奥から順に始めて、出入り口側が最後になるように進めることもポイントです。手前から始めてしまうと、部屋から出るたびにせっかく掃除した場所をまた汚してしまいます。できるだけ短い時間で掃除を終えるために、無駄のない動きを心がけてください。

 

 

  • 窓や壁の拭き掃除は「下から上へ」

 

 

壁や窓の拭き掃除は、「下から上」が基本になります。壁や窓は、洗剤を使って掃除をすることが多い場所です。上から洗剤をかけて掃除を進めると、洗剤の液垂れで汚れたり、液垂れの跡が落ちずに汚れが残ったりすることがあります。洗剤を使って壁や窓を拭き掃除する場合は、洗剤を拭いた後に水拭きし、乾拭きすることも忘れずに。洗剤や水分を残してしまうと、それが乾いてシミになったり、拭き跡が残ったりする原因になります。

 

【場所別】掃除の仕方

 

掃除を手早く的確に進めるには、場所ごとに掃除の仕方を知っておくことが大切です。掃除の順番や方法が異なる場合があり、できるだけ時間をかけずに綺麗にするためにも、場所に応じた掃除方法を心がけましょう。

 

 

  • リビング

 

 

リビングの掃除は、天井から床までを行います。そのため、まず床に散らかっている物から片付けます。その後、天井や照明の埃を落とします。棚も上から順に埃を落としていきましょう。最後に、床に落ちている大きめのゴミや埃を拾い、掃除機で残りのゴミや埃、髪の毛などを吸い取ります。

 

棚は埃を落とすだけでなく、水に浸して固く絞った雑巾で拭き上げながら掃除していきます。フローリングの床をピカピカにするには、掃除機の後に固く絞った雑巾で水拭きをしましょう。カーペットの場合は、ヘアブラシで繊維の中に入り込んだ埃やゴミを出してから、掃除機で吸い取ります。

 

 

  • キッチン

 

 

キッチンの掃除は、普段の家事のついでに行う癖をつけておくと楽です。食器を洗い終えた後、食器用の中性洗剤を掃除用のスポンジにつけてシンクを洗い、水で流すだけ。シンクに残った水分やコンロの油汚れなどは、最後にキッチンペーパーで拭き取ると、清潔で綺麗なキッチンを保てます。

 

換気扇は、定期的に掃除しましょう。油汚れが溜まる場所なので、週に一度くらいは掃除用の使い捨てシートで拭くことをおすすめします。頑固な汚れの場合は、フィルターなどを外してアルカリ性洗剤にしばらく浸け、掃除用スポンジで擦り、水で洗い流します。この際、残った水分をキッチンペーパーなどで拭き取りましょう。

 

また、調理器具を収納する棚や調味料などのストック場所も、いつのまにか埃やゴミが溜まります。このような場所は月に1回程度、掃除機やハンディモップなどで埃やゴミを取り除くことを心がけましょう。

 

 

  • トイレ

 

 

トイレの汚れは、時間が経つと落ちにくくなります。そのため、便器や便座はできれば毎日掃除をしましょう。毎日のことなので、使い捨てのトイレ用掃除シートなどを使うと、手間なく楽に掃除ができます。便器の内部が汚れないように、使用のたびに汚れをつきにくくするスタンプクリーナーなどを活用するのも掃除を楽にするコツです。

 

ちなみにトイレの便器は陶器製で、洗浄便座やフタはプラスチック製です。そのため、便器の汚れは中性洗剤を使って落とすことができますが、洗浄便座やフタは基本的に洗剤が使えません。洗浄便座の汚れを取る際は、トイレ用掃除シートか、水に浸して固く絞った雑巾で拭いてください。洗剤を使う場合は、薄めた中性洗剤にしましょう。

 

便器と便座の掃除の後は、壁や床も忘れずに。見えない汚れが飛んでいるので、そのままにしておくと臭いの原因になります。トイレ用掃除シートか、クエン酸を水に溶かし入れたスプレーボトルを吹きかけた雑巾で拭き取りましょう。床を掃除する際には、便器との境目も掃除をしましょう。ここは意外と汚れが溜まる場所です。

 

トイレ用掃除シートで取れない場合は、歯ブラシに中性洗剤をつけてこすり、その後にトイレ用掃除シートで拭き取ってください。

 

 

  • 風呂

 

 

 

風呂掃除は、毎日使った後に風呂用の中性洗剤とスポンジを使って浴槽と床、壁の汚れを洗い流しておきます。壁や鏡、椅子、洗面器にも汚れや水垢が溜まっていくので、頻度を決めて定期的に掃除しましょう。水垢がなかなか取れない場合は、クエン酸を水に溶かし入れたスプレーボトルを吹きかけ、数分放置した後にスポンジやブラシで軽く擦って汚れを落とします。

 

また、排水口も定期的に掃除しましょう。日常的に掃除をするなら中性洗剤で大丈夫ですが、臭いが気になったり、たまにしか掃除をしなかったりする場合は、塩素系漂白剤を吹きかけてください。

 

 

  • 洗面台

 

 

洗面台は頻繁に使う場所なので、できるだけ毎日の掃除を心がけましょう。洗面台の汚れのほとんどは水垢なので、掃除にはクエン酸を使用します。週に一度くらいは、壁や鏡、蛇口も掃除することをおすすめします。

 

壁は重曹水を吹きかけ、タオルや雑巾で拭き取るだけ。鏡や蛇口は口に入れる水が出てくる場所ですが、クエン酸なら食品にも使われているものなので、体内に入っても問題ありません。掃除の最後には、残った水分を拭き取ることも忘れずに。

 

 

  • 玄関

 

 

玄関の汚れのほとんどは、靴に付いた砂埃や土埃、ゴミです。掃除は週に一度のペースで行い、その際はまず壁の埃を落とし、次に床に落ちている大きめのゴミや埃を取り除きます。最後に掃除機で残りのゴミや埃を吸い取りましょう。シューズボックスに鏡がついている場合は、マイクロファイバークロスなどで定期的に拭きましょう。

 

 

  • 廊下

 

 

部屋の中で人がもっとも行き来する廊下は、照明がリビングよりも暗いため、埃に気づかないこともあります。しかし、床の隅だけでなく壁にも埃がついているので、定期的な掃除が必要です。床は毎日の掃除をおすすめしますが、壁は月に一度程度の頻度で掃除しましょう。

 

壁の埃はハンディモップなどで床に落とし、床は掃除用ドライシートか掃除機かで埃やゴミを取り除きます。壁の立ち上がリ部分にある幅木の上にも埃が溜まるので、そこは掃除用ドライシートやハンディモップで拭き取ってください。

 

掃除に必要な道具

 

 

掃除道具には便利なアイテムを含め、いろいろな種類があります。まずは基本の道具を用意して、場所に応じたアイテムをそろえるようにしましょう。

 

 

  • 掃除機

 

掃除機は、吸引力はもちろん、交換できるノズルの種類も考えて選びましょう。ノズルの種類が豊富だと、床だけでなく棚の隙間や網戸の掃除にも有効です。日常の床掃除を楽にしたいなら、ロボット掃除機に任せすることも検討しましょう。その際は吸引力に加え、「ロボット掃除機 水拭き 同時」など、性能もしっかりチェックして選んでください。

 

 

  • 雑巾

 

雑巾は掃除に欠かせないアイテム。使い古しのシャツやタオルでも代用できます。使い古しなら、掃除後にそのまま捨てられて便利です。またマイクロファイバー素材のクロスは、乾いた状態で使えば埃が良く取れますし、速乾性があるため、水回りの水分を拭き取る際にも活躍します。

 

 

  • スポンジ、ブラシ

 

スポンジは掃除の必須アイテムです。一般的な台所用のスポンジでも構いませんが、頑固な汚れにはメラミンスポンジが有効です。ブラシは細かな部分の掃除に使います。使い終えた歯ブラシを取っておき、掃除の際に使うのもおすすめです。

 

 

  • ハンディモップ

 

照明器具や棚の奥などに溜まった埃を取る際に用意しておくと便利なのがハンディモップです。壁の埃もハンディモップでなでて取ることができます。取っ手が伸びるものがあると、高い所などに重宝します。

 

 

  • 洗剤

 

掃除に使う洗剤の基本は中性洗剤です。効き目が穏やかで、素材を傷めにくいので水回りから床まで幅広く使えます。キッチンの頑固な油汚れにはアルカリ性洗剤を使うと楽に落とせます。水垢汚れやトイレの尿石の掃除にはクエン酸が活躍しますが、水で薄めて使うことも、粉末のまま使うことも可能です。

 

日々の掃除にはロボット掃除機が活躍

 

 

ここまで「掃除の基本」を紹介しましたが、実際に定期的に行うとなると大変です。そんなときは、ロボット掃除機の導入を検討してはどうでしょうか。天井や床、棚のゴミや埃を床に落とし、その後、床掃除はロボット掃除機に任せてしまえば手間が減り、日常の掃除も苦になりません。

 

そこで、ロボット掃除機でおすすめしたいのが「DEEBOT(ディーボット)」シリーズです。吸引清掃だけでなく水拭き清掃も可能、カーペットの段差も自動で判別して乗り越えられ、カーペットを認識すると自動で吸引力がアップします。モデルによってはさらに機能が充実しているので、用途に合わせて選びましょう。今回は、次の2モデルを紹介します。

 

 

 

 

5万円以下のディーボット・シリーズの中でもっともコスパが高いモデル。「吸引+水拭き清掃」に加えてレーザーマッピング機能はもちろん、スマートフォンの専用「ECOVACS HOME」アプリで掃除エリアの指定やブラシ有無の切り替えも可能です。

 

 

 

 

高い吸引力と回転モップによるパワフル清掃はもちろん、マッピングだけでなく、障害物回避機能も標準搭載しています。自動ゴミ収集、自動モップ洗浄、カメラによる見守り、音声操作など、とにかく多機能なシリーズ最高峰モデルです。

 

まとめ

 

部屋掃除は基本ルールに沿って進めると、無駄なく時間をかけずに実行することができます。日常的な掃除と定期的に行う念入りな掃除の組み合わせも意識しておきたいところ。

 

  • 無理なく掃除する計画を立てる

1日で終わらせようと頑張らず、数日に分ける)

  • やりやすいところから始める
  • 床掃除をロボット掃除機に任せる…etc.

 

掃除が苦手でも清潔で綺麗な部屋を実現するには、この3つの方法を知っておくと心の負担を減らし、最後までやり遂げることができるでしょう。

 

 

●監修 本間朝子/知的家事プロデューサー

自分自身が仕事と家事の両立に苦労した経験から、時間と無駄な労力を省く家事メソッド「知的家事」を考案。「時間がない」「家事が大変」と嘆く多くの主婦の悩みを解決する。「あさイチ」(NHK)や「ヒルナンデス!」(日本テレビ)、「ESSE」(扶桑社)「レタスクラブ」(KADOKAWA)などのメディアに出演し、講演や家事アイテムの商品企画も行う。 著書に「写真で分かる!家事の手間を9割減らせる部屋づくり」「60歳からの疲れない家事」(青春出版社)、「ゼロ家事」(大和書房)、「ムダ家事が消える生活」(サンクチュアリ出版)など

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