部屋掃除のコツは「よく使う場所」から。実感の積み重ねが掃除メリットに気づく鍵

2022-10-29

日々のこととわかっていながら掃除そのものが面倒、片付けが苦手という気持ちは、多くの人が抱いているものです。放っておくと良くないことも、理解しているはずです。実は、散らかっていたりして、清潔ではない部屋で過ごすことは、汚部屋にしてしまうだけでなく、「整理整頓できない空間にいることで気分が下がってしまう」という悪影響をもたらします。

 

片付けに1日かけて取り組んでも、結局は終わらずに挫折し、また物が散らかってしまう悪循環は断ち切りたいものです。そのためには、「部屋掃除を1日で一気に終わらせよう」と考えるのではなく、コツを知り、無理をしない方法で取り組むことが大切。そうすると小さな達成感を得て、掃除することが楽しくなり、結果的には自分にとって心地いい空間づくりができます。

 

願わくば、楽をして簡単に掃除したい。そういう人のために、今回は掃除が苦手な人でも取り組める部屋掃除のコツと、無理なく続けられる心構えを紹介します。

 

 

<目次>

無理しない方法とコツを知れば、部屋は掃除できる

掃除に重い腰が上がらない人は多い

・汚部屋は暮らしにも心にもダメージを与える

部屋掃除のコツは「準備」と「ステップ」

・事前に準備する掃除アイテム

・掃除の方法は「大小」「上下」「奥手前」

・掃除の範囲を決める

「部屋が綺麗」は次のメリットを生む

・毎日の掃除にはロボット掃除機「ディーボット」がおすすめ

・DEEBOT OZMO 920

・DEEBOT N8 PRO+

・DEEBOT XI OMNI

まとめ

 

無理しない方法とコツを知れば、部屋は掃除できる

汚さないよう普通に暮らしていても、物が増え、埃が自然に積もって家は汚れてしまいます。その都度不要な物を捨てたり、家を綺麗にしたりすることができれば問題ありませんが、できないから掃除や片付けの方法に多くの人が悩んでいます。また、そもそも掃除が面倒、片付けが苦手という人は、重い腰をどうやって上げるのかを考えなければなりません。汚い部屋で暮らすデメリットを想像するだけでは、はじめの一歩は出にくいのではないでしょうか。

 

これを解決し、汚部屋にサヨナラするには、自分でもできる掃除のコツを掴むこと。そして綺麗な部屋が与えてくれる素敵なメリットを理解することが大切です。とくに部屋が片付き、掃除が行き届いた暮らしが経済的なメリットを生み出すことを知れば、重い腰も上がるのではないでしょうか。部屋掃除の第一歩は、楽して綺麗に見える掃除方法を実行すること。やる気スイッチは最後のもう一踏ん張りのタイミングでオンにして、細部の掃除を終えましょう。

 

掃除に重い腰が上がらない人は多い

 

 

掃除や片付けは、本来面倒なことです。できればいつも綺麗な部屋で暮らしたいけれど、そのためには自ら手を動かす必要があります。そこが面倒で苦手だから、いつまで経っても片付きません。面倒や苦手といったネガティブな気持ちは、部屋が散らかっていることはわかっているけれど、つい「これくらいいいか」「掃除はいつでもできるから」と後回しにする癖がついてしまい、それが積み重なった結果に生まれたもの。これを払拭するには、掃除や片付けが部屋の見た目だけでなく、暮らしている人の心身の健康にまで作用することを認識しなければなりません。

 

・汚部屋は暮らしにも心にもダメージを与える


「これくらい散らかっているのはいいか」

「いつでも片付け、掃除はできるから」


 

こういう後回しにしてしまう気持ちが汚部屋にしてしまうだけでなく、片付けが苦手という気持ちも生んでしまいます。片付いていない部屋は、物の在処がわからずに探し物の時間が増えるだけでなく、買ったはずの物が見つからないからと同じ物を購入する頻度が増え、実は経済的負担が増大する原因になりかねません。

 

さらに、もっとも深刻なのは心身への影響です。片付けられていない部屋は掃除も行き届いていないため、床に落ちたゴミや埃、ダニの死骸などによるハウスダストが溜まりやすく、健康に悪影響を及ぼします。家で過ごす時間が快適ではないため、気持ちもなんとなく沈んでしまいます。心身の健康を維持するためにも、コツを掴んで掃除をし、綺麗な部屋を実現しましょう。

 

部屋掃除のコツは「準備」と「ステップ」

 

 

掃除に取りかかる際に気をつけたいのは、2つのやってはいけないことです。1つは、準備を怠ったために起こる掃除の途中で必要な物を探すこと。もう1つは、つい周囲が気になって掃除の途中でほかの気になった場所に手を出すことです。

 

必要な物を探すのに時間がかかると、それが面倒臭いという気持ちにつながり、掃除の途中でほかの汚い部分に気が向くと、どの場所の作業も中途半端になってしまいます。つまり、この2つをやってしまっては、いつまでも掃除は進みませんし、清潔で綺麗な部屋も実現できません。

 

それに、掃除に使命感を強く感じたり、掃除や片付けという行為を窮屈に感じたりすると、意欲そのものが減退してしまいます。そうならず掃除をやり遂げるには、まず深く考えすぎずに、無理せずできる内容を考えることが大事です。そして、事前準備と手順を確認しておくこともポイントです。

 

・事前に準備する掃除アイテム

棚や床に散らかっている物を片付け、掃除道具を取り出します。必要な掃除アイテムは探さなくてもいいように、あらかじめ1か所にまとめておくと準備万端です。ちなみに、必須の掃除アイテムは次のとおりです。

 

・ゴミ袋

・ゴム手袋

・スポンジ

・雑巾

・掃除機

・ブラシ

 

掃除では水や洗剤を使うことが多くなるので、肌が弱い人は手を痛めないように、ゴム手袋をして作業しましょう。雑巾は古くなったシャツやタオルで代用してもOK。汚れたらそのまま捨てることができるので便利です。スポンジやブラシは、落ちにくい汚れに使います。とくにブラシは、雑巾が届かない隙間の掃除に大活躍します。ほかにも、掃除をする場所によって重曹やセスキ炭酸ソーダ、クエン酸などの洗浄剤も用意しておくといいでしょう。

 

・掃除の方法は「大小」「上下」「奥手前」

次に、掃除には進めていくステップも重要です。

 

ポイントは3つ。

1. 掃除をする場所は大きな所から始め、徐々に小さな所へ進める

2. 上から下へ掃除し、最後に床に落ちたゴミや埃などを取り除く

3. 掃除機やワックスがけは部屋の奥から手前(入口)の順に進める

 

何度も掃除し直したり、掃除道具を洗ったりしなくて済むようにステップを考慮しながら行いましょう。

 

・掃除の範囲を決める


 

ところで、部屋掃除で重要なコツの1つが、掃除の範囲を決めること。掃除を苦手と考えている人は「1日ですべてをやり終えよう」として、「結局、終わらずにそのまま翌日からいつもの生活を始めてしまい、また汚れる」という負のループに陥ってしまいます。そうならないためには、リビングだけ、トイレをピカピカにする、服の断捨離といったように、その日にやり遂げる範囲を最初に決めておくのをおすすめします。そうすると簡単に終えられるため、やる気が減退することもありません。

 

ちなみに、範囲を決める際のポイントは、よく使う場所を優先すること。よく使う場所をピンポイントにやり終えていくことで、無理なく掃除ができますし、綺麗になったことが一目瞭然なので達成感も味わえます。後は、定期的にこれを繰り返していけば、気がつくと家全体の掃除が終わっています。

 

範囲を決める際に1つだけ例外があります。それは、水回りと照明です。水回りは同じ道具で同じ作業になるので、キッチン、洗面、お風呂を1日でまとめて掃除する方が合理的です。照明も同様の理由で、まとめて行うようにしましょう。

 

「部屋が綺麗」は次のメリットを生む

さて、部屋掃除を面倒・苦手と感じる人に一番理解していただきたいのが、実は部屋が綺麗になるメリットです。先ほど「探し物に時間がかかる」「経済的負担が増える」「心身の健康に影響する」といったデメリットを紹介しましたが、部屋掃除には、たくさんのメリットがあることも理解しておきましょう。

 

一番のメリットは、心地よい空間で過ごせることです。また、掃除が行き届いた部屋は汚れたり、埃が溜まっていたりする場所が目につきやすくなります。すると、その場所だけ掃除すればいいので、手間が減り、快適な空間も持続できます。何より、気持ちの余裕が生まれます。

 

それに、掃除と片付けによって物の過不足がわかることで、余計な物を買わなくて済む、不要な物をその都度捨てるといったことができるため、経済的なメリットもあると言えるのではないでしょうか。このように、暮らしのメリットが次々に生まれてくるのが、部屋掃除の素晴らしさです。

 

・毎日の掃除にはロボット掃除機「ディーボット」がおすすめ

部屋掃除ができたことによるメリットが、実はもう1つあります。それは、片付いたことによってロボット掃除機に日々の掃除を任せられるようになることです。そうすると、毎日の掃除の手間がグッと減るので、より楽に清潔で綺麗な部屋を保つことができます。

 

ロボット掃除機でおすすめなのが、DEEBOT(ディーボット)」シリーズです。部屋では、フローリングの上にカーペットを敷いていることも多いと思いますが、ディーボット・シリーズの現行モデルは、吸引清掃だけでなく水拭き清掃もできるため、フローリングもカーペットも、これ1台で綺麗にできます。今回は、次の3モデルを紹介します。

 

DEEBOT OZMO 920

 

 

5万円以下のディーボット・シリーズの中でもっともコスパが高いモデル。「吸引+水拭き清掃」に加えてレーザーマッピング機能はもちろん、スマートフォンの専用アプリ「ECOVACS HOME」で掃除エリアの指定やブラシ有無の切り替えも可能です。

 

DEEBOT N8 PRO+

 

 

このモデルは5~10万とミドルクラスのシリーズ。充電ステーションと一体型になった自動ゴミ収集スタンドに、約30回分ゴミを吸い上げ回収してくれる自動ゴミ捨て機能がついていることが特徴です。「吸引+水拭き」の同時清掃、マッピング機能も標準装備しています。

 

DEEBOT XI OMNI


 

高い吸引力と回転モップによるパワフル清掃はもちろん、マッピングだけで無く、障害物回避機能も標準搭載しています。自動ゴミ収集、自動モップ洗浄、カメラによる見守り、音声操作など、とにかく多機能なシリーズ最高峰モデルです。

 

まとめ

「掃除や片付けを面倒だ、苦手だ」と感じている人も、部屋掃除に重い腰を上げ、快適な部屋を実現するには、コツを掴んで無理せず掃除ができることが重要です。また、清潔で綺麗な部屋になったことで生まれるメリットを理解すること、掃除をやり遂げるためには順序や範囲も決めておくといいでしょう。掃除や整理整頓が行き届いた部屋になれば、ロボット掃除機を導入して、さらに楽に部屋を快適に保つことができ、毎回の掃除に好循環が生まれます。

 

 

●監修 本間朝子/知的家事プロデューサー

自分自身が仕事と家事の両立に苦労した経験から、時間と無駄な労力を省く家事メソッド「知的家事」を考案。「時間がない」「家事が大変」と嘆く多くの主婦の悩みを解決する。「あさイチ」(NHK)や「ヒルナンデス!」(日本テレビ)、「ESSE」(扶桑社)「レタスクラブ」(KADOKAWA)などのメディアに出演し、講演や家事アイテムの商品企画も行う。 著書に「写真で分かる!家事の手間を9割減らせる部屋づくり」「60歳からの疲れない家事」(青春出版社)、「ゼロ家事」(大和書房)、「ムダ家事が消える生活」(サンクチュアリ出版)など